2つのHACCPがあるのはなぜ・・・?▷▷▷
今回の法改正は、大きく二つのレベルに分けられます。これは、「HACCPに基づいた衛生管理(いわゆる基準A)」がコーデックスの7原則に基づき、製品や工程の特性に応じた危害分析の実施、重要管理点(CCP)および管理基準(CL)の設定等を求めており、すべての食品関連事業者に一律に制度化するのは難しいためです。
小規模な食品製造事業者や飲食店などでも取り組みやすくするため、段階的な導入を許容したものが、「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理(いわゆる基準B)」です。
まずは、すべての食品関連事業者がHACCPについて学び、取り組むことが重要です。