当センターの「ＨＡＣＣＰ認証」は、国際的に通用するコーデックス・ガイドラインに準じた審査を行います。また、ＦＳＭＳ（食品安全マネジメントシステム）に関する要求事項を含み、将来的な「ＩＳＯ２２０００」への取組みにもつなげることができる第三者認証規格です。

現場の衛生管理を重視し、従業員教育やマニュアル、記録の整備など、「当たり前のこと」が「当たり前にできている」ことが要求されます。また、審査員の主観や解釈の相違により、不公平な審査とならないよう、明確で、わかりやすい認証基準となっています。

当センターの「ＧＭＰ認証」は、ＨＡＣＣＰシステムの基礎となる一般的衛生管理が、整備されていることを第３者の客観的視点で審査します。「ＨＡＣＣＰ認証」取得を目指す食品製造にかかわる事業者様にとっては、目標達成のためのファーストステップとして、土台作りが全社レベルで浸透していることを確認することができます。また、飲食店様や小規模食品工場様には、保健所による監査で求められる施設基準に対応できていることを上記同様、審査します。

​審査基準は、「管理運営基準」をベースとし、これに伴う「手順書」や「記録」の整備状況および実際の活用、浸透状況について総合的に評価します。

​※2021年6月施行・新施設基準準拠

小規模食品製造施設様や飲食関連事業者様、食品スーパー、給食施設様等は、各業界団体が作成した「手引書」に基づいて衛生管理計画が作成されているか？また、計画に基づいて実施したことが明確に記録されているか？など、ＨＡＣＣＰ制度化に伴い、厚生労働省が主体となって進める「ＨＡＣＣＰの考え方を取り入れた衛生管理（旧ＨＡＣＣＰ導入型基準Ｂ）」を満たしていることが求められます。

​当センターの「基準Ｂ認証」は、「ＨＡＣＣＰの考え方を取り入れた衛生管理」を導入・運用できているかを審査し、認証します。審査基準は、共通基準として施設の状態を、また個別基準として業界ごとの手引書に準じているかとなります。